ニュルンベルク発 〓 ニュルンベルク響の次期首席指揮者にジョナサン・ダーリントン

2022/02/28

ドイツのニュルンベルク交響楽団(Nürnberger Symphoniker)が次期首席指揮者に英国のジョナサン・ダーリントン(Jonathan Darlington)を迎えると発表した。任期満了で2021/2022シーズンの終了をもって退任するカーチュン・ウォン(黃佳俊)の後任で、任期は2022/2023シーズンから5年間。

ダーリントンは1956年、ラップワース生まれの65歳。キングス・スクール・ウースター校、ダラム大学、王立音楽院で学んだ後、ピエール・ブーレーズ、リッカルド・ムーティ、オリヴィエ・メシアンらに師事、1984年にパリのシャンゼリゼ劇場で指揮デビューした。

その後、カナダのバンクーバー・オペラの音楽監督(2002-2017)、ドイツのデュイスブルグ・フィルハーモニー管弦楽団」の首席指揮者(2002-2011)。ドイツのデュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任。そのかたわら、ヨーロッパの歌劇場に客演を重ねてきた。

写真:Highres Audio


関連記事

  1. バイロイト発 〓 ソプラノのクリスティーン・ゴーキーがバイロイト音楽祭デビューを辞退

  2. 東京発 〓 2020年度の分配額が過去最高の1206億円、日本音楽著作権協会

  3. アムステルダム発 〓 フランソワ=グザヴィエ・ロト、コンセルトヘボウのシェーンベルク生誕150年記念コンサートから外される

  4. ザルツブルク音楽祭 〓 ハンガリーのガボール・カリ、第9回「ネスレ&ザルツブルク音楽祭青年指揮者コンクール」で優勝

  5. シュタイアー発 〓 「オーストリア音楽劇場賞」の最優秀指揮者にフランツ・ウェルザー=メスト

  6. モスクワ発 〓 ユロフスキがスヴェトラーノフ記念ロシア国立響の芸術監督兼首席指揮者を退任、名誉指揮者に

  7. ワシントン発 〓 ケネディー・センターが人気ミュージカル「ハミルトン」の上演を断念

  8. ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」が年度賞発表

  9. 台北発 〓 指揮者のエリアフ・インバルが台北市立響との契約を破棄、首席指揮者を退任

  10. ベルリン発 〓 州立歌劇場が新制作の《イェヌーファ》をライブ・ストリーミング

  11. ミラノ発 〓 スカラ座博物館で巨匠演出家フランコ・ゼッフィレッリの回顧展がスタート

  12. ブルノ発 〓 ブルノ国民劇場がヤナーチェクのオペラ《運命》をライブ・ストリーミング

  13. ノヴァーラ発 〓 名門「グイード・カンテルリ国際指揮者コンクール」が復活

  14. ベルリン発 〓 ドイツ・オペラが新シーズン、2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

  15. アントワープ発 〓 香港出身のエリム・チャンがアントワープ響の音楽監督に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。