新型コロナウイルスの感染が拡大しているイタリアにツアーに出ていたオーケストラは自宅休養ー。29日に行われたルツェルン劇場(Luzerner Theater)のオペラ《サロメ》の公演が、オーケストラよる演奏からピアノ伴奏に切り替えて行われた。
現地での報道を総合すると、今回の決定は、オーケストラ・メンバーに感染者がいることを危惧したルツェルン州の判断。
降板したのは、ルツェルン劇場の座付きオーケストラのルツェルン交響楽団(Luzerner Sinfonieorchester)。首席指揮者のジェームズ・ガフィガン(James Gaffigan)に率いられて、2月15日にウーディネ、16日にルガーノに客演していた。
オーケストラの代役は伴奏ピアニストとして活躍しているヴァレリア・ポルニナ(Valeria Polunina)が務めたという。
写真:Luzerner Theater
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