ドイツのニュルンベルク交響楽団(Nürnberger Symphoniker)が次期首席指揮者に英国のジョナサン・ダーリントン(Jonathan Darlington)を迎えると発表した。任期満了で2021/2022シーズンの終了をもって退任するカーチュン・ウォン(黃佳俊)の後任で、任期は2022/2023シーズンから5年間。
ダーリントンは1956年、ラップワース生まれの65歳。キングス・スクール・ウースター校、ダラム大学、王立音楽院で学んだ後、ピエール・ブーレーズ、リッカルド・ムーティ、オリヴィエ・メシアンらに師事、1984年にパリのシャンゼリゼ劇場で指揮デビューした。
その後、カナダのバンクーバー・オペラの音楽監督(2002-2017)、ドイツのデュイスブルグ・フィルハーモニー管弦楽団」の首席指揮者(2002-2011)。ドイツのデュースブルク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任。そのかたわら、ヨーロッパの歌劇場に客演を重ねてきた。
写真:Highres Audio
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