ポーランドの指揮者マルゼナ・ディアクン(Marzena Diakun)が来シーズンから、マドリード州立管弦楽団(Orquesta y Corode la Comunidad de Madrid)の芸術監督に就任することになった。ビクトル・パブロ・ペレスの後任。
ディアクンはポーランド北西部コシャリン生まれの39歳。地元の音楽学校卒業後、ヴロツワフのカルロ・リピンスキ音楽院で学び、その後、ウィーン国立音楽・演劇大学大学院を修了した。2006年の第4回ルトスワフスキ国際指揮者コンクールのファイナリスト。2010年からはクラクフ音楽院で研鑽を積んだ。
2012年の「プラハ春」音楽祭で行われた第9回フィテルベルク国際指揮者コンクールで二位に入賞。2015年には米国タングルウッド音楽祭でボストン交響楽団指揮フェローシップを受賞している。その後、ヨーロッパ各地のオーケストラに客演。2020/2021シーズンからパリ室内管弦楽団の首席客演指揮者を務めている。
写真:Marzena Diakun.com / Łukasz Rajchert
マドリード発 〓 マルゼナ・ディアクンが来シーズンからマドリード州立管の芸術監督に
2020/12/18
【最終更新日】2020/12/20
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