コペンハーゲン発 〓 デンマーク王立オペラの首席指揮者にフランスの若手マリー・ジャコー

2022/02/02

首都コペンハーゲンにあるデンマーク王立オペラが空席となっている首席指揮者にフランスの若手指揮者マリー・ジャコー(Marie Jacquot)を迎えると発表した。任期は2024/2025シーズンから5年。首席指揮者は2020年10月にアレクサンドル・ヴェデルニコフが新型コロナウイルスで亡くなって以来、空席になっていた。

ジャコーはパリ生まれの31歳。トロンボーンを学んだ後、オーストリア国立のウィーン音楽・演劇大学、ドイツのワイマール・フランツ・リスト音楽大学で指揮を学び、バイエルン州立オペラの音楽総監督を務めていたキリル・ペトレンコのアシスタントを務めた。

その後、2016/2017シーズンから2018/2019年シーズンにかけてドイツのヴュルツブルク市立劇場の指揮者を務め、2019/2020シーズンからはドイツのデュッセルドルフとデュイスブルグを本拠地とするライン・ドイツ・オペラで、音楽総監督のアクセル・コーバーの下、第一指揮者を務めている。

写真:marie-jacquot.com / Werner Kmetitsch


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