指揮者のクリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)がオーストリアの日刊紙「クーリエ」のインタビューで、2024年からミラノ・スカラ座が新制作する《ニーベルングの指環》を指揮すると発言した。スカラ座からは新制作の発表はまだない。
ティーレマンはこの11月末、エサ=ペッカ・サロネンの代役として28年ぶりにスカラ座管弦楽団のコンサートを指揮したばかり。2012年からその任にあったシュターツカペレ・ドレスデン(ザクセン州立歌劇場管弦楽団)の首席指揮者を2024年で退任することが決まっているが、インタビューでは、退任した後も2027年まではスケジュールがほぼ埋まっているという。
また、インタビューでは、2週間前に3回目のワクチン接種を受けたこと、続いて4回目を受けようと考えているといった話を披露している。
写真:Teatro alla Scala
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ウィーン発 〓 ティーレマン、2024年からスカラ座の《ニーベルングの指環》を指揮
2021/12/21
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