バレンシア発 〓 ソフィア王妃芸術宮殿の次期音楽監督にジェームズ・ガフィガン

2021/06/30

スペイン・バレンシアのソフィア王妃芸術宮殿(Palau de les Arts Reina Sofia)が次期音楽監督にジェームズ・ガフィガン(James Gaffigan)を迎えると発表した。任期は2021/2022シーズンから4年。

芸術宮殿では2018年、オーケストラ・メンバーによる投票で、共同音楽監督を務めているファビオ・ビオンディ、ロベルト・アバドが不信任されて以来、音楽監督のポストは空席になっていた。

ガフィガンはニューヨーク生まれの42歳。ニューイングランド音楽院、ヒューストンのシェパード音楽学校で学んで指揮者デビュー。2011/2012シーズンから昨シーズンまでスイスのルツェルン交響楽団の首席指揮者を務めていた。

写真:Chicago Symphony Orchestra


関連記事

  1. ペルミ発 〓 クルレンツィス&ムジカ・エテルナのベートーヴェン交響曲第1弾が登場

  2. パリ発 〓 レジス・パスキエの愛器1736年製「グァルネリ・デル・ジェス」が競売に、推定落札価格は5億円超

  3. キーウ発 〓 ウクライナ国立オペラがオペラ上演を再開

  4. 香港発 〓 香港フィルの音楽監督にペルトコスキ、ズヴェーデンの後任

  5. ベルリン発 〓 首席フルートのマチュー・デュフォーがベルリン・フィルを退団

  6. サラソタ発 〓 空席だったサラソタ響の音楽監督にジャンカルロ・ゲレーロ

  7. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン市長もゲルギエフに“最後通牒”、ロシアのウクライナ進攻めぐり

  8. アムステルダム発 〓 エド・デ・ワールトに改めて「副指揮者」の称号

  9. ワイマール発 〓 演出家のアンドレア・モーゼスがワイマール国民劇場のオペラ監督に

  10. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新制作の《こうもり》を大晦日にライブ・ストリーミング

  11. シュトゥットガルト発 〓 クルレンツィスが南西ドイツ放送響との契約を延長

  12. 東京発 〓 第31回「高松宮殿下記念世界文化賞」音楽部門はアンネ=ゾフィー・ムター

  13. ルートヴィヒスハーフェン発 〓 ラインラント=プファルツ州立フィルが次期首席指揮者にマイケル・フランシス

  14. パリ発 〓 アラーニャが途中降板、パリ国立オペラの《ドン・カルロ》の公演で

  15. 訃報 〓 アレクサンダー・トラーゼ(69)ジョージア出身のピアニスト

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。