スペインのグラナダ市立管弦楽団(Orquesta Ciudad de Granada)が指揮者としても活躍するドイツのピアニスト、クリスティアン・ツァハリアス(Christian Zacharias)を首席客演指揮者に迎えると発表した。
ツァハリアスはインド・ジャムシェドプル生まれの72歳。パリで学び、1969年のジュネーヴ国際音楽コンクール、1973年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールなどで優勝してデビュー、ピアニストとして国際的な活躍を続けてきた。
指揮者としては、1992年にスイス・ロマンド管弦楽団を指揮してデビュー。2000年から2013年までスイスのローザンヌ室内管弦楽団の芸術監督を務め、自らの弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲全集を録音している。
ツァハリアスは2021/2022シーズンを締め括る4月と5月のコンサートに登場、ハイドン、モーツァルト、プーランク、ブルックナー、ハイドンの作品などを指揮する。
グラナダ市管弦楽団は昨年11月から、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団などの首席オーボエ奏者から指揮者に転身したスペイン出身のルーカス・マシアス(Lucas Macías)が芸術監督を務めている。
写真:christian-zacharias.com / Klaus Rudolph
もっと詳しく ▷
グラナダ発 〓 クリスティアン・ツァハリアスがグラナダ市立管弦楽団の首席客演指揮者に
2021/07/27
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。