バンプトン・クラシカル・オペラ 〓 2021年はグルックの《ラ・コロナ》と《パリスとヘレネー》を上演

2021/03/19

英国のバンプトン・クラシカル・オペラは2021年の公演ラインナップを発表した。2021年はグルックに焦点を当て、《ラ・コロナ》、《パリスとヘレネー》を上演する。また、11月28日に若手歌手発掘のための「ヤング・シンガーズ・コンペティション」の本選も行う予定。

《ラ・コロナ》は1765年に聖ローマ皇帝フランツ1世の誕生日を祝うために作曲された作品。英国で上演されるのは1987年以来で、今回はコンサート形式による上演。バンプトン・デビューとなるロバート・ハワースが指揮する。セント・ジョンズ、スミス・スクエアとオックスフォードのユニバーシティ・チャーチで上演する。

一方、《パリスとヘレネー》は昨年上演する予定だった作品で、ジリー・フレンチによる新しい英訳での上演。演出はジェレミー・グレイ。指揮はトーマス・ブラント。

写真:Bampton Classical Opera


    音楽祭プロフィールはこちら ▷


関連記事

  1. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場の古楽オーケストラ「シンティラ管」の芸術監督にリッカルド・ミナーシ

  2. シュトゥットガルト発 〓 コルネリウス・マイスターが音楽総監督を務めるシュトゥットガルト州立劇場との契約を延長

  3. ベルリン発 〓 ウラディーミル・ユロフスキがベルリン放送交響楽団との契約を延長

  4. ペーネミュンデ発 〓 ニューヨーク・フィルが新型コロナの世界的流行以来初の海外公演、ドイツ・ウーゼドム音楽祭に客演

  5. 訃報 〓 チャールズ・ウォリネン(81)米国の作曲家

  6. マドリッド発 〓 ドミンゴがSNSで新型コロナウイルス感染を明らかに

  7. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2022年の「オーパンバル」開催を憂慮、新型コロナウイルスの感染再拡大受けて

  8. エディンバラ発 〓 エディンバラ国際フェスティバルの次期芸術監督にニコラ・ベネデッティ、初の女性、初のスコットランド人、初の現役音楽家

  9. ヴュルツブルク発 〓 メゾ・ソプラノのヴァルトラウト・マイヤーが引退コンサート

  10. ハレ発 〓 アリアーヌ・マティアクが半年足らずで音楽総監督を辞任

  11. 訃報 〓 ラドミル・エリシュカ(88)チェコの指揮者

  12. レスター発 〓 英国の夏の音楽祭、ネヴィル・ホルト・オペラとバクストン・フェスティバルも開催を断念

  13. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラが5月17日、新制作の《皇帝ティートの慈悲》で再開場へ

  14. ホーフ発 〓 ホーフ響の首席指揮者にベルギーの若手マルテイン・デンディーフェル

  15. ロンドン発 〓 ロンドン・フィルが首席指揮者のエドワード・ガードナーとの契約を延長

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。