チェコの指揮者ラドミル・エリシュカ(Radomil Eliška)が亡くなった。88歳だった。ブルノ音楽大学で学んだ後、1969年から1990年までチェコ西部カルロヴィ・ヴァリ交響楽団の首席指揮者兼音楽監督を務めた。
1978年からプラハ音楽大学で指揮法を指導、1996年から2008年まで指揮科教授を務めた。また、プラハ芸術アカデミーでも指導に当たり、ヤクブ・フルシャらを育てた。
2004年に初来日して東京フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団を指揮。その後、日本のオーケストラに次々に客演、「遅れてきた巨匠」として注目を集めた。2008年から札幌交響楽団の首席客演指揮者に就任2015年から名誉指揮者)、数多くの録音を残している。
写真:Sapporo Symphony Orchestra
訃報 〓 ラドミル・エリシュカ(88)チェコの指揮者
2019/09/02
【最終更新日】2023/02/16
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