ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のダニエル・フロシャウアー楽団長が来年の「ニューイヤー・コンサート」について、無観客開催を検討していることを明らかにした。オーストリアの有力紙「ディ・プレッセ」に語ったもの。
「ニューイヤー・コンサート」は毎年元旦、彼らが本拠地にしている楽友協会大ホールで行っている恒例行事。“音楽の都からの音楽の年賀状”で、演奏は90カ国以上に中継され、全世界で1億人を超える人たちが新年気分を味わっているとされる。
来年の指揮者はリッカルド・ムーティで6回目の登場。ウィーン・フィルの関係は深く、1971年のデビュー以来、定期演奏会やオペラ公演など、指揮した回数は500を超える。また、2011年には名誉会員の称号も贈られている。
写真:Wiener Philharmoniker
ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」、無観客も検討
2020/11/26
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