ウィーン発 〓 2025年の「オーパンバル」はコルネリウス・マイスターが指揮、ナディーン・シエラ、ファン・ディエゴ・フローレスが出演

2025/01/19

ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper)が2025年の第67回「オーパンバル=Opernball」を2月27日に行うと発表した。指揮にコルネリウス・マイスター、歌手はソプラノのナディーン・シエラ、テノールのファン・ディエゴ・フローレスが起用される。

国立歌劇場主催の「オーパンバル」は、2月の「灰の水曜日」の前の木曜日に行っている恒例行事。創設はオーストリア=ハンガリー帝国時代の1877年と古く、ヨーロッパで最も格式高いダンス・パーティの一つ。

新型コロナの世界的流行を受けて2021年、2022年は中止されたが、2023年に復活。毎年、海外からのゲストを含めて5,000人を超える人たちが参加、全世界に中継される放送を約250万人が観ているとされる。プログラムは2025年が生誕200年となるヨハン・シュトラウス二世に焦点を当てたもの。

写真:ORF / Wiener Staatsoper


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ブカレスト発 〓 国立歌劇場のスタッフが新型コロナウイルスに感染、当面の公演をキャンセル

  2. ロンドン発 〓 英国政府が定例の新年叙勲者を発表、アントニオ・パッパーノらが叙勲

  3. 訃報 〓 大町陽一郎(90)日本の指揮者

  4. ブリュッセル発 〓 王立モネ劇場が新シーズン、2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  5. 訃報 〓 カミラ・ウィックス(92)米国のヴァイオリン奏者

  6. ミラノ発 〓 スカラ座が5月、ネトレプコのリサイタルを予定

  7. 台北発 〓 準・メルクルが台湾の国家交響楽団の芸術顧問に

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場は予定通り、9月7日に新シーズンを開幕

  9. ボストン発 〓 指揮者のアンドリス・ネルソンスが「テコンドー」の黒帯を取得

  10. ソフィア発 〓 若手歌手のための「オペラリア」、2025年はブルガリアの首都ソフィアで

  11. シカゴ発 〓 シカゴ・リリック・オペラも2020/2021シーズン全体をキャンセル

  12. ベルリン発 〓 オーストラリア出身のトロンボーン奏者ジョナサン・ラムジーがベルリン・フィルのオーディションを通過

  13. 東京発 〓 ウェルザー=メストの代役はソヒエフ、ウィーン・フィルの日本ツアー

  14. ライプチヒ発 〓 中部ドイツ放送響の首席指揮者にデニス・ラッセル・デイヴィス

  15. 東京発 〓 N響が2024/2025シーズンの定期演奏会の公演ラインナップを発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。