ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が新シーズン、2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表

2024/02/22
【最終更新日】2024/02/23

ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(Metropolitan Opera)が新シーズン、2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表した。新制作は以下の6作品で、うち4作品が現代物というラインナップで、古典作品はヴェルディ《アイーダ》とリヒャルト・シュトラウス《サロメ》の2作品のみ。一方、再演は12作品が予定されている。

新制作は6作品となっているが、《サロメ》はモスクワのボリショイ劇場との共同制作で、2021年に初演されたプロダクション。また、現代物も、開幕を飾る《グラウンデッド》以下、どれも米国内のオペラハウスで上演されているもの。《グラウンデッド》は昨年ワシントンで、《アイナダマール》も昨年デトロイトで、《アンソニーとクレオパトラ》は2022年にサンフランシスコで、《白鯨》は2010年にダラスで、それぞれ初演されている。その意味では、本当の新制作は、マイケル・メイヤーが新演出を手掛ける《アイーダ》のみ。


ジャニーン・テソリ《グラウンデッド》
9月23日ー10月19日
[演出]マイケル・メイヤー
[指揮]ヤニック・ネゼ=セガン / スティーブン・オスグッド
[出演]エミリー・ダンジェロ / カイル・ミラー / キルステン・マッキノン / ベン・ブリス

オスバルド・ゴリホフ《アイナダマール》
10月15日ー11月9日
[演出]デボラ・コルカー
[指揮]ミゲル・ハース=ベドーヤ
[出演]ダニエラ・マック / エンジェル・ブルー / ガブリエラ・レイエス / エレーナ・ビリャロン

ヴェルディ《アイーダ》
11月31日ー2025年1月25日・3月14日ー5月9日
[演出]マイケル・メイヤー
[指揮]ヤニック・ネゼ=セガン / アレクサンダー・ソディ / ジョン・キーナン
[出演]エンジェル・ブルー / ユディット・クタージ / ピョートル・ベチャワ / クイン・ケルシー / ディミトリ・ベロセルスキー / モリス・ロビンソン // クリスティーナ・ニルソン / エリーナ・ガランチャ / ブライアン・ジャッジ / エリック・オーエンス / マイケル・チョルディ / アマルトゥブシン・エンクバット / アレクサンドル・ヴィノグラードフ / クシシュトフ・ボンチク

ジェイク・ヘギー《白鯨》
2025年3月3日ー3月29日
[演出]レオナード・フォグリア
[指揮]カレン・カメンセク
[出演]ジャナイ・ブルーガー / ブランドン・ジョヴァノヴィッチ / スティーヴン・ コステロ / ペーテル・マッテイ / ウィリアム・バーデン / マルコム・マッケンジー / ライアン・スピード・グリーン

リヒャルト・シュトラウス《サロメ》
4月29日ー5月24日
[演出]クラウス・グート
[指揮]ヤニック・ネゼ=セガン / デリック・イノウエ
[出演]エルザ・ファン・デン・ヘーヴァー / ミシェル・デヤング / チャド・シェルトン / ピオトル・ブシェフスキ / ペーテル・マッテイ

ジョン・アダムス《アンソニーとクレオパトラ》
5月12日ー6月7日
[演出]エルカナ・ピューリッツァー
[指揮]ジョン・アダムズ
[出演]ジェラルド・フィンリー / エリザベス・デション / テイラー・レイヴン / ブレントン・ライアン / ジュリア・ブロック / ポール・アップルビー / アルフレッド・ウォーカー


写真:Metropolitan Opera / Jonathan Tichler


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 ニューイヤー・コンサートの「ラデツキー行進曲」のアレンジを一新

  2. ロンドン発 〓 ロンドン・フィルの次期首席指揮者にエドワード・ガードナー

  3. レイキャビック発 〓 アイスランド響の首席指揮者兼芸術監督にソプラノ歌手、指揮者として活躍するバーバラ・ハンニガン

  4. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2023/2024シーズンの公演ラインナップを発表

  5. 訃報 〓 ヴォルフガング・ベッチャー(86)ドイツのチェロ奏者・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の元首席奏者

  6. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーの再開場は少なくともイースター明け

  7. ストックホルム発 〓 2022年の「ポーラー音楽賞」にフランスの室内オーケストラ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン

  8. ナポリ発 〓 裁判所がステファン・リスナーの復職認める、サン・カルロ劇場の総裁ポストめぐり

  9. 北九州 〓 ウィーン・フィルの日本ツアーがスタート

  10. カルガリー発 〓 カルガリー・フィルも楽団員84人全員を一時解雇

  11. ローマ発 〓 カウフマンが初のカラフ役、パッパーノと《トゥーランドット》全曲録音へ

  12. ボルチモア発 〓 マリン・オールソップがシーズン終了をもってボルティモア響の音楽監督を退任

  13. マドリード発 〓 RTVE交響楽団の次期首席指揮者・音楽監督にクリストフ・ケーニヒ

  14. ベルリン発 〓 ベルリン・フィル恒例の「ヨーロッパ・コンサート」、2026年はエステルハージ宮殿で

  15. 東京発 〓 NHK交響楽団が特別コンサートマスターの篠崎史紀の退団を発表

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。