ミラノ・スカラ座(Teatro alla Scala)が恒例の12月7日の新シーズンの開幕を断念した。新型コロナウイルスの感染再拡大に伴うさまざまな規制を受けて。スカラ座は例年、街の守護聖人「聖アンブロジオ」の祭日12月7日に開幕している。
開幕に予定されていたのは、1967年以来久々となるドニゼッティの《ランメルモールのルチア》。ヤニス・コッコスが新演出を手掛け、指揮は音楽監督のリッカルド・シャイーが予定されていた。
出演はリセッテ・オロペサ、ファン・ディエゴ・フローレス他。オロペサは1955年の開幕公演《ノルマ》のタイトルロールをマリア・カラスが歌って以来、2人目のアメリカ人ソプラノとして開幕を飾るはずだった。
写真:Teatro alla Scala
ミラノ発 〓 スカラ座が恒例の12月7日の開幕を断念
2020/11/05
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