ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)が恒例の「ヨーロッパ・コンサート」を本拠地のフィルハーモニーのホワイエで行うと発表した。コンサートは午前11時からオーケストラのストリーミング・サービス「デジタル・コンサートホール」でライブ配信される。
「ヨーロッパ・コンサート」は1991年、ヘルベルト・フォン・カラヤンの後、首席指揮者・芸術監督に就任したクラウディオ・アバドのアイデアで創設されたもの。楽団の創設記念日が1882年5月1日であるため、毎年5月1日にヨーロッパ各地のホールや歴史的建造物で行われてきた。
しかし、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で、フィルハーモニーで無観客で行われる事態に。今年はスペイン・ツアーの初日にバルセロナのサグラダ・ファミリアで行われる予定が組まれていたが、ツアーは中止された。指揮は現在の首席指揮者・芸術監督のキリル・ペトレンコ。
写真:Berliner Philharmoniker / Heribert Schindler
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ベルリン発 〓 ベルリン・フィル恒例の「ヨーロッパ・コンサート」、今年は本拠地フィルハーモニーのホワイエで
2021/03/30
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