ウィーンの楽友協会(Musikverein Wien)が劇場の再開を宣言した。6月5日からコンサートが再開される。ただし、6月のコンサートは聴衆は100人というスタイル。7月からは聴衆枠が250人に増える。
トップを切って5日のコンサートに登場するのは、ダニエル・バレンボイム。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、モーツァルトのピアノ協奏曲第27番、ベートーヴェンの交響曲第5番《運命》というプログラム。6日、7日にも同じプログラムのコンサートが行われる。
オーケストラ・プログラムをみると、次は10日で、ウィーン交響楽団が登場する。指揮はフィリップ・ジョルダンで、ダブルヘッダーで夕方と夜に演奏会を開く。プログラムは歌劇《レオノーレ》序曲第3番と交響曲第3番《英雄》。
続いて、13日にリッカルド・ムーティ、19日と20日にフランツ・ウェルザー=メストの指揮でウィーン・フィルの演奏会が行われる。27日にはマンフレート・ホーネック指揮のウィーン響がダブルヘッダーで。
オーケストラ以外のコンサート、リサイタルも多彩。エマニュエル・チェクナヴォリアン、ジュリアン・ラクリン、アルバン・ベルク四重奏団、ハンナ・バッハマン、ルドルフ・ブッフビンダー、マックス・ミュラー、フローリアン・ベッシュらが登場する。
写真:Musikverein Wien
もっと詳しく ▷
ウィーン発 〓 楽友協会が6月から再開、ウィーン・フィルのコンサートも
2020/05/27
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。