東京発 〓 東京都交響楽団が首席客演指揮者のアラン・ギルバートとの契約を延長

2021/12/17

東京都交響楽団(Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra)が首席客演指揮者のアラン・ギルバート(Alan Gilbert)との契約を延長した。ギルバートは2018年からその任にあり、今回の契約更改で任期は任期を2025年3月まで延びる。

ギルバートは1967年、ニューヨーク生まれの54歳。父親はアメリカ人、母親は日本人で、ボストンのニューイングランド音楽院でヴァイオリン、ハーバード大学で作曲、ジュリアード音楽院とカーティス音楽院で指揮を学んだ。1994年のジュネーブ国際音楽コンクールの指揮部門で優勝して国際的な活躍が始まった。

これまでストックホルム王立フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者(2000-2008)、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督(2009-2018)を歴任。現在は、2019年からハンブルクのNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(旧・北ドイツ放送交響楽団)、2021年からはスウェーデン王立歌劇場の音楽監督を務めている。

写真:NDR Elbphilharmonie Orchester


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