米国のボストン交響楽団(Boston Symphony Orchestra)がコンサートマスターにヴァイオリニストのネイサン・コール(Nathan Cole)を迎えると発表した。在任35年のマルコム・ロウが2019年に引退した後、コンサートマスターのポストは空席のままになっており、1881年の創立以来11人目のコンサートマスターとなる。7月のタングルウッド音楽祭から活動をスタートさせる。
コールはケンタッキー州のレキシントン生まれの46歳。2011年からロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団の第1副コンサートマスターを務めている。両親がフルートの教師という家庭に育ち、4歳から「スズキ・メソッド」で学び、長じてカーティス音楽院で進んだ。セントポール室内管弦楽団、シカゴ交響楽団を経て現職。
写真:Boston Symphony Orchestra / Todd Rosenberg
ボストン発 〓 空席が続いていたボストン響のコンサートマスターにネイサン・コール
2024/05/22
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