スペインの教育文化スポーツ省がプラシド・ドミンゴ(Plácido Domingo)の出演を取り消した。取り消されたのは、ドミンゴのマドリード・デビュー50周年を記念するサルスエラ公演だった。
ドミンゴは25日、過去のセクシャル・ハラスメントについて謝罪声明を出したばかり。スペインの教育文化スポーツ省の声明には「女性に対する強い支持と、あらゆる種類の嫌がらせ、虐待行為、支配の表現を拒否していることを表明」とあり、ドミンゴの謝罪を受けた措置とみられる。
出演する予定だったのは、5月14日と15日に国立サルスエラ劇場で行われる「ルイーザ・フェルナンダ」。14日はドミンゴが「ラ・ジョコンダ」に出演してマドリッドにデビューした日で、今回は14日にヴィダル役を演じ、15日は公演を指揮することになっていた。
写真:www.rtve.es
マドリード発 〓 スペインがドミンゴ排除 !?
2020/02/27
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。