ミラノ発 〓 スカラ座が新制作の《ニーベルングの指環》の第1弾、《ラインの黄金》をストリーミング配信

2024/10/21

ミラノ・スカラ座(Teatro alla Scala)が28日に初日を迎える新制作のワーグナー《ニーベルングの指環》の第1弾、《ラインの黄金》をストリーミング配信すると発表した。ストリーミングされるのは11月3日の公演で、現地時間の14時15分(日本時間22時15分)から劇場の「LaScalaTv」を通して行われる。配信は11月10日まで。

スカラ座が《ニーベルングの指環》新制作するのは10年ぶりで、デイヴィッド・マクヴィカーが新演出を手掛ける。当初はクリスティアン・ティーレマンが4部作を指揮する予定だったが、腱の手術を受けてことから降板。取り敢えず《ラインの黄金》はシモーネ・ヤング(10月28日、31日、11月3日)、アレクサンダー・ソディ(11月5日、7日、10日)が代役を務める。

歌手陣は、ヴォータンにミヒャエル・ヴォッレ、ドナーにアンドレ・シュエン、フローにシヤボンガ・マクンゴ、ローゲにノルベルト・エルンスト、アルベリヒにオラフア・シグルザルソン、ミーメにヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ、フリッカにオッカ・フォン・デル・ダメラウ、フライアにオルガ・ベズメルトナ、エルダにクリスタ・ マイヤーが起用されている。

写真:Teatro alla Scala / Marco Brescia & Rudy Amisano


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