ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)が行う恒例の「クリスマス・イン・ウィーン」がキャンセルされた。新型コロナウイルスの感染が改めて拡大しているため。来年元旦の「ニューイヤー・コンサート」の開催が危ぶむ声が上がっている。
「クリスマス・イン・ウィーン」はウィーン・フィルがコンツェルトハウスで行っている恒例行事。1992年のスタートで、2001年と2002年を除いて毎年開催されてきた。
恒例のコンサートがキャンセルされたことを受け、オーストリア放送協会(ORF)がウィーン放送交響楽団を使い、TV放送用の特別コンサートを行う。放送はORF IIが12月21日、ARTEが12月24日。
特別コンサートはサッシャ・ゲッツェルの指揮。マリーナ・レベカ、マルガリータ・グリツコワ、チャールズ・カストロノーヴォ、アダム・プラチェトカ、ウィーン少年合唱団らが出演する。
写真:Wiener Konzerthaus / Ludwig Schedl
ウィーン発 〓 ウィーン・フィルによる恒例のクリスマス・コンサート中止へ
2020/10/21
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