バルセロナのリセウ劇場が2019/2020シーズンの公演ラインナップを発表した。開幕は10月7日で、新制作のプッチーニ《トゥーランドット》が上演される。オペラ上演とは別に、アンナ・ネトレプコと夫君のユシフ・エイヴァゾフの劇場デビューともなるデュエット・コンサート(指揮はデニス・ヴラセンコ)が11月4日に行われる他、2020年1月18日にハヴィエル・カマレナのリサイタル、5月にファン・ディエゴ・フローレスのコンサートなどが行われる(指揮はヤデル・ビニャミーニ)。
プッチーニ《トゥーランドット》= 新制作
10月7日-25日
演出:フランツ・アロイ
指揮:ジュゼップ・ポンス
出演:イレーネ・テオリン / リーゼ・リンドストローム / ホルヘ・デ・レオン / グレゴリー・クンデ / エルモネラ・ヤオ / アニタ ・ハルティッヒ / アレクサンドル・ヴィノグラードフ / アンテ・イェルクニツァ / クリス・メリット
※開幕公演。演出のアロイは劇場デビュー。
マスカーニ《カヴァレリア・ルスティカーナ》&レオンカヴァッロ《道化師》= 再演
12月5日-22日
演出:ダミアーノ・ミケレット
指揮:ヘンリク・ナナシ
出演:ロベルト・アラーニャ / エレーナ・パンクラトヴァ / ファビオ・サルトーリ / アレクサンドラ・クルザク
ヴェルディ《アイーダ》= 再演
2020年1月13日-2月2日
演出:トーマス・ガスリー
指揮:グスターボ・ヒメノ
出演:アンジェラ・ミード / アンナ・ピロッツィ / ヨンフン・リー / ルチアーノ・ガンチ / クレメンティーネ・マルガイーネ / ユディット・クタージ / ユン・クヮンチュル / マルコ・ミミカ / マルコ・ヴラトーニャ / フランコ・ヴァサロ
※アンジェラ・ミードが劇場デビュー。
モーツァルト《皇帝ティートの慈悲》= 再演
2020年2月19日-27日 / 4月17日-29日
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
指揮:フィリップ・オーギャン。
出演:パオロ・ファナーレ / ドブレット・ヌルゲルディエフ / ミルト・パパタナシウ / カルメラ・レミージョ / ヴァネッサ・ゴイコエチェア / アンヌ=カトリーヌ・ジレ / サラ・ブランチ / ステファニー・ドゥストラック / マイテ・ボーモン
ワーグナー《ローエングリン》= 新制作
3月19日-4月5日
演出:カタリーナ・ワーグナー
指揮:ジュゼップ・ポンス
出演:クラウス・フロリアン・フォークト / ギュンター・グロイスベック / エリン・ウォール / エヴェリン・ヘルリツィウス / ローマン・トレーケル/ ギュンター・グロイスベック
※カタリーナ・ワーグナーは言わずと知れたバイロイト音楽祭の総監督。
ロッシーニ《セミラーミデ》= コンサート形式
4月30日-5月3日
指揮:パオロ・アリヴァベーニ
出演:ジョイス・ディドナート / テレサ・イエルヴォリーノ / アレックス・エスポージト / レヴィー・ セクガパーネ
マラン・マレ《アルシオーヌ》= 新制作
5月16日-23日
演出:ルイーズ・モアティ
指揮:ジョルディ・サヴァール
出演:マリアンネ・ベアーテ・キーラント / シリル・オヴィティ / マルク・モイヨン
※マレ(1656 – 1728) はフランスのバロック期の作曲家。
ビゼー《カルメン》= 再演
6月8日-22日
指揮:パトリック・サマーズ
出演:アニタ・ラチヴェリシュヴィリ / ヴァルドゥヒ・アブラハミャン / クレメンティーネ・マルガイーネ / レオナルド・カパルボ / チャールズ・カストロノーヴォ / シモン・オルフィラ / エリック・グリーン / マリア・ミロ / Jeanine de Bique
ロッシーニ《セビリアの理髪師》= 新制作
7月21日-8月2日
演出:ヨーゼフ・エルンスト・ケップリンガー
指揮:マヌエル・ロペス=ゴメス
出演:マキシム・ ミロノフ / レヴィー・ セクガパーネ / パオラ・ガルディーナ / マリーナ・ヴィオッティ / ジョルジオ・カオデュロ / フロリアン・センペイ
写真:Turisme de Barcelona
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