若手歌手のためのコンクール「グラインドボーン・オペラ・カップ」のファイナルが25日行われ、アメリカのメゾ・ソプラノ、サマンサ・ハンキーが優勝した。ハンキーはマサチューセッツ州マーシュフィールドの出身で、ウォルナットヒル芸術学校を経て、ニューヨークのジュリアード音楽院に学び、卒業時に「ピーター・メニン賞」を受賞している。2位はアメリカのソプラノ、ジャクリーン・スタッカー、3位はコソボのソプラノ、エルベニタ・カチャチとなった。「グラインドボーン・オペラ・カップ」は今回の初回。ベルリンのコミッシェオパーの芸術監督バリー・コスキー、チューリヒ歌劇場の芸術監督ソフィー・デ・リント、イタリア・フェニーチェ劇場の芸術監督フォルトゥナート・オルトンビーナ、メゾ・ソプラノ歌手のジャネット・ベイカーらが審査員を務め、最優秀賞には15,000ポンド(約220万円)の賞金と国際的なキャリアを築くため出演機会が与えられる。
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グラインドボーン音楽祭 〓 コンクール「オペラ・カップ」終了、優勝はサマンサ・ハンキー
2018/03/26
【最終更新日】2018/03/30
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