フィンランド放送交響楽団(Radion sinfoniaorkesteri)が首席指揮者を務めるニコラス・コロン(Nicholas Collon)との契約を延長した。コロンは2021/2022シーズンからその任にあり(ハンヌ・リントゥの後任)、今回の契約更改で任期は2028年夏まで延びる。
コロンはロンドンの生まれの40歳。イートン校、ケンブリッジ大学のクレア・カレッジでヴィオラ、ピアノ、オルガンを学び、指揮をコリン・デイヴィス、マーク・エルダーに師事した。
2004年にロンドンで、指揮者のロビン・ティチアーティたちとオーロラ管弦楽団を起ち上げ、初代芸術監督に就任。2018/2019シーズンからはオランダのハーグ・レジデンティ管弦楽団の首席指揮者も務めている。
フィンランド放送交響楽団は1927年の設立。フィンランド放送協会(フィンランド国営放送)が運営し、ヘルシンキ・ミュージックセンターを本拠地に活動している。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団と並び、フィンランドを代表するオーケストラの一つ。
写真:Aurora Orchestra / Chris Christodoulou
ヘルシンキ発 〓 フィンランド放送響が首席指揮者ニコラス・コロンとの契約を延長
2023/02/08
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