ウィーン発 〓 ウィーン国立歌劇場管のコンサートマスターにフョードル・ルディン

2019/02/09
【最終更新日】2021/05/24

ヴァイオリニストのフョードル・ルディン(Fedor Rudin)がウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターのオーディションを通過した。2年間の試用期間を経て、正式採用される。

ルディンは1992年、モスクワ生まれ。旧ソ連を代表する作曲家の一人、エディソン・デニソフ(Edison Denisov)を祖父に持ち、パリで育つ。ケルン音楽大学でザハール・ブロン、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院でピエール・アモイヤルに師事した。

その後、グラーツ国立音楽・演劇大学でボリス・クシュニールでヴァイオリンを、ウィーン国立音楽・演劇大学でシメオン・ピロンコフに指揮を学んだ。2014年のジョルジェ・エネスク国際コンクール2位、2018年のパガニーニ国際コンクール2位など受賞歴多数。

写真:fedorrudin.com


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