ベルギー・ブリュッセルのモネ劇場(La Monnaie)新制作のワーグナー《神々の黄昏》の配信を始めた。配信は配信は「オペラ・ヴィジョン」のYouTubeチャンネルを使って行われ、8月23日まで視聴可能。
配信される《神々の黄昏》は、モネ劇場がの新しい“リング・チクルス”を締め括るもの。新しいチクルスは2023年10月に《ラインの黄金》、2024年1月に《ワルキューレ》と上演が進んだが、そこで演出のロメオ・カステルッチが途中降板した。
その後、劇場は演出にピエール・アウディを起用。アウディは1988年から2018年までオランダ国立オペラの芸術監督、2019年からはフランスの夏の音楽祭「エクス=アン=プロヴァンス音楽祭」の総監督を務める演出界の大御所で、昨年9月に《ジークフリート》を上演している。
配信される公演は3月23日に収録されたもので、指揮は劇場の音楽監督アラン・アルティノグリュ。歌手陣は、ジークフリートにブライアン・レジスター、ブリュンヒルデにインゲラ・ブリンベリ、ハーゲンにアイン・アンガーが起用されている。
写真:La Monnaie / Monika Rittershaus
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ブリュッセル発 〓 モネ劇場が新制作の“リング・チクルス”を締め括るワーグナー《神々の黄昏》をストリーミング配信

2025/02/24
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