リヨン国立管弦楽団(Orchestre national de Lyon)は次期音楽監督に、ヴァイオリニスト、指揮者として活躍するニコライ・ズナイダー(Nikolaj Znaider)を起用することを決めた。音楽監督は2011年からレナード・スラトキンが務めていたが、現在は空席になっている。
ズナイダーは1975年、デンマーク生まれ。デンマーク王立音楽院に学び、1992年の「ニールセン国際ヴァイオリン・コンクール」で優勝した。その後、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに、国立ウィーン音楽演劇大学ではボリス・クシュニールに師事。1997年には「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で優勝し、世界的なヴァイオリニストとして華々しい活動を展開してきた。
その後、指揮者としての活動もスタート。2010年には、サンクト・ペテルブルクのマリインスキー歌劇場管弦楽団の首席客演指揮者に就任している。2019年11月8日、11月9日の新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を振って、日本でも指揮者としてデビューする予定。
写真:Enticott music management.com / V.Baranovsk
リヨン発 〓 リヨン国立管弦楽団の音楽監督にニコライ・ズナイダー
2018/11/30
【最終更新日】2019/10/30
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