パリで行われているロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール(Concours international Long-Thibaud-Crespin)の中止が発表された。中止は昨年に続いて2年連続。新型コロナウイルスの感染終息が見えないため。コンクールは例年11月、ピアノ、声楽、ヴァイオリンの3部門が交互に行われており、今年はヴァイオリン部門が行われる予定だった。
コンクールは1943年、ヴァイオリン奏者のジャック・ティボーとピアニストのマルグリット・ロンによって創設された。2011年からは声楽部門が新設され、レジーヌ・クレスパンの名前が加えられて現在の名称となった。一昨年のピアノ部門では、日本の三浦謙司、務川慧悟の二人が1、2位を独占している。
写真:Concours international Long-Thibaud-Crespin
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パリ発 〓 11月開催のロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールが早くも中止を決定
2021/01/30
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