人気ソプラノのアイーダ・ガリフッリーナ(Aida Garifullina)が料理本を出版、話題をさらっている。いまのところロシア語版のみ。既にさまざまなオペラハウスに出演しているが、今年はサッカーの「FIFAワールドカップ」の開会式、閉会式のガラ・コンサートで歌い、ビゼー《真珠取り》に出演してザルツブルク音楽祭にデビュー。この後、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場へのデビューが予定されており、いま赤丸急上昇中。
ガリフッリーナは1987年、ロシア・カザンの生まれ。聖歌隊の指揮者である母親から音楽を学び、長じてドイツのニュルンベルク音楽大学でジークフリート・エルサレムに学んだ。その後、ウィーン音楽・演劇大学で研鑽を積んだ。
本格的な歌手デビューは2013年。サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で、モーツァルト《フィガロの結婚》のスザンナを歌った(指揮はヴァレリー・ゲルギエフ指揮)。翌2014年にはプラシド・ドミンゴが主宰するコンクール「オペラリア」で第1位を獲得。オペラ《戦争と平和》でナターシャ・ロストワを演じ(演出はグラハム・ヴィック)、その映像がヨーロッパ中の映画館で上映されたことでブレイクした。
写真:Aida Garifullina Official
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モスクワ発 〓 人気ソプラノのアイーダ・ガリフッリーナが料理本を出版
2018/09/13
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