アムステルダム発 〓 ハイティンクが引退を表明

2019/06/13
【最終更新日】2019/08/29

ベルナルト・ハイティンク(Bernard Haitink)が12日発売のオランダの日刊紙「デ・フォルクスラント」のインタビューで指揮活動からの引退を明らかにした。ハイティンクは1929年、アムステルダム生まれの90歳。ハイティンクはこの夏、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮するが、9月6日のルツェルンでの演奏会が最後の指揮になるという。

アムステルダムでは、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団との、この15日の演奏会が最後になるという。ハイティンクは1955年に次席指揮者に就任、その後、1957年から首席指揮者を務め、1961年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(当時はアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)の首席指揮者に抜擢され、世界的な活躍が始まった。

写真:Royal Concertgebouw Orchestra


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