ベルリン・ドイツ交響楽団(Deutsches Symphonie-Orchester Berlin)の次期首席指揮者兼音楽監督に山田和樹(Kazuki Yamada)を迎えると発表した。2017年からその任にあり、任期切れ前の2025年の夏で退任するロビン・ティチアーティの後任で、任期は2026年9月から。
山田は神奈川県生まれの47歳。東京芸術大学音楽学部指揮科出身で、2009年にフランスの第51回「ブザンソン国際指揮者コンクール」で優勝。2016年からモナコのモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼音楽監督を務め(ー2026)、現在は英国のバーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めている。
現在はベルリン在住で、昨年はシカゴ交響楽団にデビュー、この6月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へ客演デビューも決まっている。ベルリン・ドイツ響には昨年4月と9月に客演していた。
ベルリン・ドイツ響は第二次大戦後の1946年、西ベルリンを拠点にRIAS放送交響楽団として発足、その後、ベルリン放送交響楽団として活動。ドイツ再統一後の1993年に現在の名称に変更している。
写真:City of Birmingham Symphony Orchestra / Sisi Burn
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ベルリン発 〓 ドイツ響の次期首席指揮者兼音楽監督に山田和樹

2025/04/25
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