ドイツのザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団(Deutsche Radio Philharmonie Saarbrücken Kaiserslautern)が、次期首席指揮者にスペインの指揮者ジュゼップ・ポンス(Josep Pons)を迎えると発表した。2017年からその任にあるピエタリ・インキネンの後任で、任期は2025/2026年シーズンから。
ポンスはプッチレッチ生まれの67歳。1992年のバルセロナ五輪の音楽監督を務め、グラナダ市管弦楽団(1994-2004)、スペイン国立管弦楽団(2003-2011)の首席指揮者を歴任した後、2012年からバルセロナのリセウ大劇場の音楽監督を務めている。ドイツ放送フィルには2006年から客演を続けている。
ドイツ放送フィルは2007年9月、1937年創設のザールブリュッケン放送交響楽団と、1951年設立のカイザースラウテルンSWR放送管弦楽団が合併して誕生したオーケストラ。ザールラント放送協会と南西ドイツ放送協会(SWR)が共同で運営しており、ザールラント州の州都ザールブリュッケン、ラインラント=プファルツ州のカイザースラウテルン市を本拠地としている。
写真:Gran Teatre del Liceu
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ザールブリュッケン発 〓 ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席指揮者にジュゼップ・ポンス
2024/01/26
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