デトロイト交響楽団(Detroit Symphony Orchestra)の次期音楽監督に、イタリア人のヤデル・ビニャミーニ(Jader Bignamini)が起用されることになった。2020/2021シーズンからで、任期は6年。2008年から音楽監督を務めるレナード・スラットキン(Leonard Slatkin)の後任。
ビニャミーニは北イタリアのクレーマ生まれの43歳。ピアチェンツァ音楽院でクラリネットを学び、1998年にリッカルド・シャイーからミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団のクラリネット奏者に招かれた。その後、イタリアを中心に指揮活動を展開。さまざまな歌劇場、オーケストラに客演を重ね、日本でもびわ湖ホールのコンサート、2018年のローマ歌劇場の日本公演で《椿姫》を指揮している。
写真:Nora Roitberg
デトロイト発 〓 デトロイト響の次期音楽監督にヤデル・ビニャミーニ
2020/01/23
【最終更新日】2023/12/10
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