ドイツのワイマール国民劇場(Deutschen Nationaltheater Weimar)が次期音楽監督にオーストラリアの指揮者ダニエル・カーター(Daniel Carter)を迎えると発表した。2025年夏で契約満了となるドミニク・ベイキルヒの後任で、任期は2025/2026シーズンから。カーターは現在、ドイツ中部コーブルクの市立劇場の音楽総監督。任期を1年を残しており、当面は掛け持ちするという。
ダニエルはシドニー生まれの35歳。メルボルン大学で作曲とピアノ演奏を学び、在学中からビクトリアン・オペラの音楽監督の助手として活動。2013年にシモーネ・ヤング率いるハンブルク州立オペラで音楽助手に。2015年にはフライブルク劇場の首席指揮者に就任した。2019年からはベルリン・ドイツ・オペラの指揮者陣に加わり、2023/2024シーズンにはウィーン国立歌劇場にモーツァルト《魔笛》を振ってデビューしている。
写真:Landesthaeter Coburg / Jochen Berger
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ワイマール発 〓 国民劇場の次期音楽監督にオーストラリアの指揮者ダニエル・カーター

2025/03/15
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