指揮者のダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)が8月9日、久方ぶりに指揮台に復帰した。創設とその育成に尽力してきたウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団をブレーメンで指揮したもの。2月にパーキンソン病を患っていることを公表してからキャンセルが続いていた。
演奏会はオーケストラにとって夏のツアー初日。今回のツアーは2週間で6公演を予定しており、10日にベルリンのヴァルトビューネ、12日にシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭に客演してリューベックでコンサートを行い、その後もラインガウ音楽祭(13日)、ザルツブルク音楽祭(15日)、ルツェルン音楽祭(17日)に客演する。
バレンボイムは現在、82歳。ツアーで指揮するプログラムは、ワーグナーのジークフリート牧歌、ラン・ランをソリストに迎えるメンデルスゾーンのピアノ協奏曲第1番、ベートーヴェンの交響曲第3番《英雄》。
写真:Manuel Vaca
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ブレーメン発 〓 バレンボイム、久方ぶりに指揮台に復帰
2025/08/10
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