シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)がトランペット奏者のエステバン・バタラン(Esteban Batallán)が首席奏者に復帰すると発表した。バタランは昨年9月、2019年から首席奏者を務めていたシカゴ響からフィラデルフィア管弦楽団に電撃移籍していた。
バタランはスペインのガリシア地方バロ生まれの41歳。ポンテベドラ音楽院とビーゴ音楽院で学び、ガリシア音楽大学で学んだ。2000年にスペイン国立青少年オーケストラのメンバーに選ばれ、その後、2006年の「モーリス・アンドレ国際トランペット・コンクール」など、数々のコンクールに入賞した。
2018/2019シーズンから香港フィルハーモニー管弦楽団で首席奏者を務めた後、2002年から2018年まではグラナダ市管弦楽団の首席奏者。また、セビリア王立管弦楽団、スカラ座管弦楽団で客演首席奏者も歴任。その後、第10代音楽監督のリッカルド・ムーティに招かれてシカゴ響に入団した。
写真:Chicago Symphony Orchestra / Todd Rosenberg
シカゴ発 〓 トランペットのエステバン・バタランがフィラデルフィア管弦楽団を退団、1年経たずに古巣のシカゴ響に復帰

2025/03/04
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