モンテヴェルディ合唱団・管弦楽団が冬のツアーの指揮者にフランス人のクリストフ・ルセ(Christophe Rousset)を招くと発表した。創設者で長く指導者兼芸術監督を務め、先月末に解任されたジョン・エリオット・ガーディナーの代役。ルセはツアーでオーケストラ・デビューを飾ることになる。
ルセはフランス・アヴィニョン生まれの63歳。チェンバロ奏者として活動をスタートさせ、1983年の「ブルージュ国際チェンバロ・コンクール」で優勝、その後、ウィリアム・クリスティ率いる古楽アンサンブル「レザール・フロリサン」の通奏低音奏者として活動した。1991年に指揮者としてデビュー。また、古楽アンサンブル「レ・タラン・リリク=Les Talens Lyriques」を創設し、バロック・オペラの演奏に力を注いでいる。
12月に行われる冬のツアーは、ロンドン、ミラノ、フランクフルト、ウィーン、ドルトムント、ハンブルクを回り、ソリストには、ヒラリー・クローニン、ベサニー・ホラク・ハレット、フローリアン・ジーフェルス、フローリアン・シュトルツらが起用されている。
写真:Theresia Orchestra
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ロンドン発 〓 モンテヴェルディ合唱団・管弦楽団が冬のツアーの指揮者にクリストフ・ルセを起用
2024/08/22
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