ペルー出身のテノール歌手フアン・ディエゴ・フローレス(Juan Diego Flórez)が自身のレコード・レーベルを新たに起ち上げることを発表した。その名も「フロレス・レコード」で、最初のアルバムは2024年秋にリリースされるという。リリース第1弾となるのは、サルスエラのアルバム。
バックに入るのは、フローレスが設立、支援している社会活動「シンフォニア・ポル・エル・ペルー」の青年オーケストラと合唱団で、彼らにとって初めてのレコーディングになるという。マドリードにある国立サルスエラ劇場の音楽監督を務めた経験を持つ(2020ー2024)ギレルモ・ガルシア・カルヴォが指揮する。
フローレスは首都リマ生まれの51歳。1996年にイタリア・ペーザロで開催されている「ロッシーニ・オペラ・フェスティバル」で衝撃的なデビューを飾り、その後、張りのある美しい声を武器にスター歌手として活動。これまでソニー・クラシカルとデッカ・クラシックスと契約していた。また昨年、フェスティバルの芸術監督に就任している。
写真:Sinfonía por el Perú Youth Orchestra and Choir
リマ発 〓 テノールのフアン・ディエゴ・フローレスが自身のレーベルを起ち上げ
2024/07/21
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