米国オハイオ州にあるデイトン・フィルハーモニック管弦楽団(Dayton Philharmmonic Orchestra)が次期音楽監督・芸術監督に原田慶太楼(Keitaro Harada)を迎えると発表した。在任30年で引退するニール・ギトルマンの後任で、任期は2025年7月から。デイトン・フィルは1933年の創立。
原田は東京生まれの39歳。17歳で単身渡米、米国で研鑽を積んだ。2010年のタングルウッド音楽祭で小澤征爾フェロー賞、2013年にはブルーノ・ワルター指揮者プレビュー賞、2014〜2016年には米国ショルティ財団キャリア支援賞を連続受賞している。2014/2015シーズンから今シーズンまで、シンシナティ交響楽団とシンシナティ・ポップス・オーケストラのアシスタント・コンダクターを務めていた。
2020年にはジョージア州のサバンナ・フィルハーモニックの音楽・芸術監督に就任。2021年からは東京交響楽団の正指揮者を務めている。2022年に渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2022年に齋藤秀雄メモリアル基金賞、2023年にはゲオルク・ショルティ コンダクター賞を受賞している。
写真:Hawai‘i Symphony Orchestra
デイトン発 〓 原田慶太楼がデイトン・フィルの次期音楽監督・芸術監督に
2024/05/31
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