ケルンWDR交響楽団(WDR Sinfonieorchester Köln)が次期首席指揮者にフランスの女流指揮者マリー・ジャコー(Marie Jacquot)を迎えると発表した。2019年からその任にあるクリスティアン・マチェラルの後任で、任期は2026/2027シーズンから4シーズン。マチェラルは2025/2026シーズンに芸術パートナーというポストに移行するという。
ジャコーはパリ生まれの33歳。テニスは全仏オープンに出場したこともあるほどの腕前で、トロンボーンを学んだ後、オーストリア国立ウィーン音楽・演劇大学、ドイツのワイマール・フランツ・リスト音楽大学で指揮を学んだ。
バイエルン州立オペラで音楽総監督キリル・ペトレンコのアシスタントを務めた後、2019/2020シーズンからライン・ドイツ・オペラの第一指揮者。2023/2024シーズンからウィーン交響楽団の首席客演指揮者を務めており、2024/2025シーズンからデンマーク王立オペラの首席指揮者に就任することが決まっている。
写真:Wiener Symphoniker / Kmetitsch
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ケルン発 〓 ケルンWDR響の次期首席指揮者にフランスの女流指揮者マリー・ジャコー
2024/01/26
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