ケルン発 〓 ケルンWDR響の次期首席指揮者にフランスの女流指揮者マリー・ジャコー

2024/01/26

ケルンWDR交響楽団(WDR Sinfonieorchester Köln)が次期首席指揮者にフランスの女流指揮者マリー・ジャコー(Marie Jacquot)を迎えると発表した。2019年からその任にあるクリスティアン・マチェラルの後任で、任期は2026/2027シーズンから4シーズン。マチェラルは2025/2026シーズンに芸術パートナーというポストに移行するという。

ジャコーはパリ生まれの33歳。テニスは全仏オープンに出場したこともあるほどの腕前で、トロンボーンを学んだ後、オーストリア国立ウィーン音楽・演劇大学、ドイツのワイマール・フランツ・リスト音楽大学で指揮を学んだ。

バイエルン州立オペラで音楽総監督キリル・ペトレンコのアシスタントを務めた後、2019/2020シーズンからライン・ドイツ・オペラの第一指揮者。2023/2024シーズンからウィーン交響楽団の首席客演指揮者を務めており、2024/2025シーズンからデンマーク王立オペラの首席指揮者に就任することが決まっている。

写真:Wiener Symphoniker / Kmetitsch


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 ソンドラ・ラドヴァノフスキーがロイヤル・オペラの日本ツアーへの出演をキャンセル

  2. ウィーン発 〓 国立歌劇場のボグダン・ロシュチッチ総監督が契約を延長

  3. ロンドン発 〓 英国政府が定例の新年叙勲者を発表、アントニオ・パッパーノらが叙勲

  4. バイロイト発 〓 シモーネ・ヤングが音楽祭デビュー、音楽祭史上初めて《ニーベルングの指環》を指揮する女性指揮者に

  5. 訃報 〓 ジュゼッペ・ジャコミーニ(80)イタリアのテノール歌手

  6. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  7. ドレスデン発 〓 ティーレマンがカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の名誉教授に

  8. ペララーダ発 〓 スペインのペララーダ城音楽祭が中止を発表

  9. シカゴ発 〓 シカゴ響が2022年1月の台湾、中国、日本ツアーの中止を発表

  10. ウィーン発 〓 アンナ・ネトレプコが米国に復帰、パームビーチ・オペラに出演

  11. アナベルク発 〓 エルツゲビルゲ劇場の次期音楽総監督にイェンス・ゲオルク・バッハマン

  12. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が2024/2025シーズンの公演ラインナップを発表、芸術総監督ホモキが最終シーズン

  13. モントリオール発 〓 モントリオール響が空港の駐車場でコンサート

  14. 福岡発 〓 九州交響楽団が音楽監督の小泉和裕との契約を延長

  15. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルが今シーズンの公演をすべてキャンセル

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。