フィンランドの古都トゥルクを本拠地とするトゥルク・フィルハーモニー管弦楽団(Turun filharmonisen orkesterin)が次期首席指揮者にヨン・ストルゴールズ(John Storgårds)を迎えると発表した。2021年からその任にあるオッリ・ムストネンの後任で、任期は2024/2025シーズンから4シーズン。
ストルゴールズは1963年、ヘルシンキの生まれの60歳。シベリウス音楽院でエステル・ラウティオとヨウコ・イグナティウスにヴァイオリンを学び、作曲をエイノユハニ・ラウタヴァーラに師事した。1986年、スウェーデン放送交響楽団のコンサートマスターに就任。そのかたわら、1993年から1997年にかけて母校でヨルマ・パヌラらに指揮法を学んで指揮者に転身した。
2003年にヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者に就任、2008年から2015年にかけて首席指揮者を務め、2006年から2009年までタンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任。2022年からは英国のマンチェスターに本拠を置くBBCフィルハーモニック(BBC Philharmonic)の首席指揮者を務めている。
写真:BBC Philharmonic / Marco Borggreve
もっと詳しく ▷
トゥルク発 〓 ヨン・ストルゴールズがトゥルク・フィルの首席指揮者に
2024/01/27
- コメント: 0
この記事へのコメントはありません。