ライプツィヒ発 〓 2024年の「バッハ・メダル」はアンドレアス・シュタイアーに

2024/01/18

ライプツィヒ・バッハ音楽祭(Bachfest Leipzig)が2024年の「バッハ・メダル」はチェンバロ奏者でピアニストのアンドレアス・シュタイアー(Andreas Staier)に贈られると発表した。マイセン磁器製のメダルは2003年から、“音楽の父”作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)の研究、演奏で功績を上げた人物に対して、ライプツィヒ市が音楽祭の中で授与している。

シュタイアーはドイツ・ゲッティンゲン出身の68歳。ハノーファー音楽大学で学んだ後、古楽アンサンブル「ムジカ・アンティクヮ・ケルン」の一員として活動(1983ー1986)。その後、アンサンブル「レ・ザデュー」の設立に参画、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。

一方で、ソリストとして、コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロック・オーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、パリのシャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラの他、クリストフ・プレガルディエン、アンナー・ビルスマ、ファビオ・ビオンディらと共演。録音も多く、バロック音楽から、初期ロマン派音楽に至るまでのチェンバロ曲やピアノ曲、室内楽曲、歌曲の録音がある。

写真:Astrid Schoerke


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