ドレスデン発 〓 ドレスデン・フィルの首席客演指揮者にノルウェーのタビタ・ベルグルンド

2024/05/31

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団(Dresdner Philharmonie)が首席客演指揮者にノルウェーのタビタ・ベルグルンド(Tabita Berglund)を迎えると発表した。2023/2024シーズンからその任にあるカーチュン・ウォン(Kahchun Wong)の後任で、任期は2025/2026シーズンから。

ベルグルンドはトロンハイム生まれの35歳。トロンハイムの音楽院でチェロを学び、トゥルルス・モルクの元で研鑽を積んだ。その後、指揮者に転身。2020年から母国のクリスチャンサン交響楽団でも首席客演指揮者を務めている。

また、2024/2025シーズンから、米国のデトロイト交響楽団の首席客演指揮者に就任することが決まっており、この11月には東京都交響楽団に客演する予定。

ドレスデン・フィルには、2023年11月に初めて客演、シベリウスの交響曲第2番を指揮して大成功を収めており、次の客演は2025年1月末。さらに8月末、2025/2026シーズンの開幕コンサートを指揮するという。

写真:Philharmonia Orchestra / Anders Frode Marum


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ライプチヒ発 〓 中部ドイツ放送響の首席指揮者にデニス・ラッセル・デイヴィス

  2. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラが2月のストリーミング・スケジュールを発表

  3. モスクワ発 〓 ロシアのヴォロージン下院議長がウクライナ侵略の停止をプーチン大統領に求めた文化人たちを批判

  4. デトロイト発 〓 デトロイト響の首席客演指揮者にノルウェーのタビタ・ベルグルンド

  5. パリ発 〓 トーマス・ヘンゲルブロックがパリ室内管の音楽監督に

  6. ベルリン発 〓 州立歌劇場が5月1日までの公演をキャンセル、音楽祭「フェストターゲ」も中止

  7. ミラノ発 〓 音楽監督のリッカルド・シャイーが反論、ウクライナ領事のスカラ座《ボリス・ゴドノフ》上演取り止め要請に

  8. トロント発 〓 カナディアン・オペラ・カンパニーが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  9. ソフィア発 〓 国立歌劇場で新シーズン開幕、創立130周年

  10. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が「カラカラ浴場」での公演を再開、2022年の夏から

  11. ミュンヘン発 〓 テノール歌手のダニエル・プロハスカにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  12. ウィーン発 〓 ポーランド出身のウツィア・マジアーがウィーン放送響のコンサートマスターに

  13. モンテカルロ発 〓 モンテカルロ歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  14. ミラノ発 〓 スカラ座博物館で巨匠演出家フランコ・ゼッフィレッリの回顧展がスタート

  15. 訃報 〓 エディタ・グルベローヴァ(74)スロバキアのソプラノ歌手

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。