指揮者のジェームズ・コンロン(James Conlon)がイタリア共和国功労勲章「コンメンダトーレ」を受章した。「コンメンダトーレ」を受章したアメリカの指揮者は、1975年のトーマス・シッパーズ、1989年のレナード・バーンスタインに次いで3人目。2002年にはフランス政府からレジオンドヌール勲章を授与されている。
コンロンは1950年、ニューヨーク生まれ。 父親はアイルランド系、母親はドイツ人とイタリア人のハーフ。フィオレロ=ラゴーディア音楽学校を卒業後、ジュリアード音楽院で指揮を学んだ。
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督(1983 – 1991)、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とケルン歌劇場(1989 – 2002)、パリ国立オペラの音楽監督(1995 – 2004)を歴任。2006年からはロサンジェルス・オペラの音楽監督、イタリアでは2016年からRAI国立交響楽団の首席指揮者を務めてきた。
写真:Mark Lyons
トリノ発 〓 ジェームズ・コンロンにイタリア共和国功労勲章「コンメンダトーレ」
2018/05/23
【最終更新日】2021/05/09
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