英国のロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Liverpool Philharmonic Orchestra)がこのほど、首席指揮者のドミンゴ・インドヤン(Domingo Hindoyan)との契約を延長した。2021年からその任にあり、今回の契約更改で任期は2028年7月まで延びる。
インドヤンはベネズエラの首都カラカス生まれの43歳。シリア人とアルメニア人の家系の出身で、ベネズエラで生まれた音楽教育プログラム「エル・システマ」の中でヴァイオリンを学んだ後、指揮者に転身した。
その後、ダニエル・バレンポイムのアシスタントを経て、2019/2020シーズンからポーランド国立放送交響楽団の首席客演指揮者を務める。夫人はソプラノ歌手のソーニャ・ヨンチェヴァで、夫妻は2人の子供とスイス在住。
写真:Chris Christodoulou
リバプール発 〓 ロイヤル・リバプール・フィルが首席指揮者のドミンゴ・インドヤンとの契約を延長
2023/07/11
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