リバプール発 〓 ロイヤル・リバプール・フィルが首席指揮者のドミンゴ・インドヤンとの契約を延長

2023/07/11

英国のロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団(Royal Liverpool Philharmonic Orchestra)がこのほど、首席指揮者のドミンゴ・インドヤン(Domingo Hindoyan)との契約を延長した。2021年からその任にあり、今回の契約更改で任期は2028年7月まで延びる。

インドヤンはベネズエラの首都カラカス生まれの43歳。シリア人とアルメニア人の家系の出身で、ベネズエラで生まれた音楽教育プログラム「エル・システマ」の中でヴァイオリンを学んだ後、指揮者に転身した。

その後、ダニエル・バレンポイムのアシスタントを経て、2019/2020シーズンからポーランド国立放送交響楽団の首席客演指揮者を務める。夫人はソプラノ歌手のソーニャ・ヨンチェヴァで、夫妻は2人の子供とスイス在住。

写真:Chris Christodoulou


関連記事

  1. リガ発 〓 2022年の「オペラリア」はラトビア国立歌劇場で

  2. ウィーン発 〓 作曲家ジョン・ウィリアムズがついにウィーン・フィルを指揮

  3. マンチェスター発 〓 空席だったBBCフィルハーモニックの首席指揮者にヨン・ストルゴールズ

  4. ベルゲン発 〓 ベルゲン・フィルが6月の中国、韓国ツアーをキャンセル

  5. ウィーン発 〓 カウフマンが「黄金の市庁舎の男」を受章

  6. ロンドン発 〓 ロンドン響が2024/2025シーズンを発表、アントニオ・パッパーノ体制がスタート

  7. パリ発 〓 テノールのアラーニャが「レジオンドヌール勲章」を受章

  8. ウィーン発 〓 国立歌劇場のマイヤー総裁が「ドミンゴとの契約を履行」

  9. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立オペラが新シーズン、2022/2023シーズンの公演ラインナップを発表

  10. ベルリン発 〓 州立歌劇場も無料のストリーミングを開始、4月19日まで

  11. ウィーン発 〓 ソプラノのニーナ・シュテンメが国立歌劇場の名誉会員に

  12. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが《ヘリアーネの奇跡》の再演を急きょ中止、テノール歌手の体調不良で

  13. ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」が「オブ・ザ・イヤー2023」を発表

  14. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《椿姫》の新作を4月にストリーミング配信

  15. 訃報 〓 シャーンドル・ショーヨム=ナジ(79)ハンガリーのバリトン歌手

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。