ヤクブ・フルシャ(Jakub Hrůša)が、2016年から首席指揮者を務めるバンベルグ交響楽団との契約を延長した。任期は2026年まで伸びる。
フルシャは1981年、チェコのブルノ生まれ。子供の頃にピアノとトロンボーンを学び、プラハ芸術アカデミーに進学してからは、イルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学んだ。
2008年から師であるビエロフラーヴェクの後を継いでプラハ・フィルハーモニアの音楽監督兼首席指揮者を務めており、2010年には音楽祭「プラハの春」のオープニングコンサートの指揮者を最年少で務めた。
また、日本との縁もあり、東京都交響楽団の首席客演指揮者(2010 – 2018)。2011年には英国の「グラモフォン」誌で、「大指揮者になりそうな10人の若手指揮者」に選ばれている。
写真:Bamberger Symphoniker
バンベルグ発 〓 ヤクブ・フルシャがバンベルグ交響楽団との契約を延長
2018/06/20
【最終更新日】2021/07/07
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