ティラナ発 〓 ソプラノのエルモネラ・ヤオが母国アルバニアの子どもの権利擁護団体の大使に

2020/11/24

アルバニアのソプラノ歌手エルモネラ・ヤオ(Ermonela Jaho)が「アルバニア児童権利センター=CRCA」の大使に選ばれた。CRCAは子どもの権利を擁護する東ヨーロッパで最大の団体で、性的暴力と搾取から子供を救う活動を続けている。

ヤオは首都ティラナ生まれの45歳。ティラナで学び、カーティア・リッチャレッリがアルバニアで主催したコンクールで優勝した後、1993年からはイタリアにわたってサンタ・チェチーリア音楽院などで学んだ。

その後、1997年からプッチーニ、スポンティーニ、ザンドナーイなどのコンクールに立て続けに入賞。2000年にはアイルランドのウェックスフォード・フェスティバルで最優秀歌手を受賞した。その後、欧米の著名な歌劇場に出演を重ねている。

写真:Teatro Real / Javier del Real


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