第3回「上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール」が13日、本選をオンライン審査に切り替えると発表した。発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う旅行制限などのため。6人のファイナリストに対する審査は8月26日から28日にかけてオンラインで行われ、順位は付けないという。
コンクールは2016年、上海交響楽団が創設したもの。2年に一度の開催で、第1回は日本の木嶋真優が、2018年の第2回は米国のナンシー・ジョウが優勝している。第3回はスターン生誕100年の2020年に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた。
本選に出場する⒍人は、吉本梨乃(日本)、トマ・ルフォー(フランス)、リン・ルイホン(中国)、フェリシタス・シフナー(ドイツ)、アンジェラ・シンイン・チャン(中国・香港)、シャノン・リー(アメリカ・カナダ)で、順位を付けないため、それぞれ2万ドルの奨学金が与えられるという。
写真:Shanghai Isaac Stern International Violin Competition
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上海発 〓 第3回「上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクール」の本選はオンライン審査へ
2022/07/13
- コメント: 1
順位をつけないというコンクールは珍しいですが、ある意味において大変に的を得ているといえますね。