フランスの指揮者アラン・アルティノグリュ(Alain Altinoglu)が首席指揮者を務めるドイツ・フランクフルトを拠点とするhr交響楽団(hr-Sinfonieorchester)との契約を延長した。アルティノグリュは2020/2021シーズンからその任にあり、今回の契約更改で任期は2027/2028シーズンまで延びる。
アルティノグリュは1975年、パリ生まれの47歳。イスタンブール出身のアルメニア系の家庭で育ち、パリ国立高等音楽院で学んだ後、指揮者としてデビュー。2014/2015シーズンからベルギー・ブリュッセルのモネ劇場の音楽監督を務めている。また、この秋からフランスのコルマール国際音楽祭(Festival International de Colmar)も芸術監督に就任する。
hr交響楽団はヘッセン放送協会所属のオーケストラ。2005年まではフランクフルト放送交響楽団という名称を使っていた。新シーズンは97回のコンサートを予定しており、アルティノグリュは6つの交響曲コンサートを指揮、トルコのピアニスト、ファジル・サイとピアノ・デュオを披露するという。
写真:Boston Symphony Orchestra / Robert Torres
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フランクフルト発 〓 hr響が首席指揮者のアラン・アルティノグリュとの契約を延長
2023/05/03
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