米国のソプラノ歌手リセッテ・オロペサ(Lisette Oropesa)に9日、フランス政府から「芸術文化勲章シュヴァリエ=Chevalier des Arts et desLettres」が贈られた。
オロペサは1983年、ニューオリンズで生まれ、バトンルージュ育ちの39歳。両親はキューバ移民で、音楽教師で元オペラ歌手だった母親から勧められてルイジアナ州立大学音楽学部の声楽科を卒業した。
その後、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場のナショナル・カウンシル・グランドファイナルで優勝してリンデマン若手アーティスト育成プログラムに参加。2006年にジェームズ・レヴァイン指揮の《イドメネオ》』に参加して劇場デビューを果たした。
2007年にはメトロポリタン歌劇場の《フィガロの結婚》でスザンナ役を代役で演じて成功を収め、その後、著名な歌劇場、音楽祭に立て続けにデビュー、国際的なキャリアを築いてきた。
写真:Opéra national de Paris / Steven Harris
パリ発 〓 米国のソプラノ歌手リセッテ・オロペサにフランス政府の「芸術文化勲章シュヴァリエ」
2023/03/10
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